子宮筋腫 (1)概説

  • 2017.12.08 Friday
  • 18:00

子宮筋腫は、子宮にできるコブで、がん(悪性腫瘍)ではなく、良性腫瘍です。
子宮がん検診や、妊娠・出産時に、たまたま指摘されるケースが多いのですが、
無症状なら治療は不要なことがほとんどです。
ただし、子宮筋腫と診断された方は、閉経までは定期的(半年〜1年ごと)に産婦人科を受診して、
エコー検査などで経過を見ていく事をお勧めします。
いつのまにか何十個にも数が増えていたり、サイズが20僂らいになってから受診される方が、
しばしば見受けられるからです。
 
一方、良性であるはずの子宮筋腫でも、強い症状があれば治療が必要です。
その症状とは、月経量が多い、月経期間が長い、お腹の痛みや膨満感、腰痛が持続するなどです。
無症状でも、子宮筋腫が大きくなってくると(目安として7cm以上)、治療が必要となる事があります。
治療の原則は手術となりますが、今後妊娠を希望しているか、閉経が近いかなど、
個々の状況に合わせて、他の治療方法が選択される場合もあります。
 
また、子宮筋腫に似ているまれな腫瘍として、子宮肉腫という悪性腫瘍があります。
エコーだけでなくMRIや腫瘍マーカーを測定するなどして子宮筋腫との鑑別を行いますが、
これらの検査を行ってもはっきりしない場合があります。
その他、腫瘍サイズの急激な増大も子宮肉腫を疑う情報の一つとなりますので、
繰り返しになりますが、無症状でも定期的に診察を受けるようにして下さい。
 
子宮筋腫は、基本的には怖くない病気です。
気になる方がおられましたら、大鳥居医院にお気軽にご相談ください。
医師のアドバイスを受けながら、閉経までうまく付き合っていくようにしましょう。

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