改装工事が進行中です

  • 2018.09.05 Wednesday
  • 00:25

さて、今回は工事中の現場をご紹介します。

 

大鳥居医院ホームページのトップ画像3枚目には

2階の新生児室周りのイメージ図を載せています(2018年9月時点)。

ここが、現在このように仕上がって来ています。

 

 

柱やりすぎ(笑)・・・

経験豊富で非常に頼りになる建築会社さんにお願いしていますので、

随所にこだわりが感じられます。

 

柱の向こうに見える金属柵の部分の上にはガラスが載り、

面会のご家族の方にも赤ちゃんの様子をご覧いただけます。

とは言っても全室個室ですから、ガラス越しではなく

お部屋でゆっくり抱っこしてもらうことが多いのでしょうけれど。

 

さて続いて外来待合室の壁です。

もうこの部分は運用が始まっているので、受診された方はご覧になっています。

石材屋さんも、これまたとんでもないプロフェッショナルです。

水周り、デスク周りなど適切な石を提案して下さいます。

「先生触ってよ、この石!こんなの病院じゃ見たことないよ。」

なんて言われ工事途中の粉まみれの壁を無理やり触るよう強要される始末(笑)

こだわりのある職人さん方に手がけていただき、本当にありがたいお話です。

 

 

今回最後の1枚は妊婦健診中のサブモニター。

横になって検査を受けている妊婦さん専用のモニターなので、

エコー本体のモニターを見ようと無理な体勢を取る必要がありません。

真正面でじっくり見てください。

でもこれ、あまりモニターを近づけすぎると

立ち上がるときに体がぶつかってしまうんですよね・・・。

程よい距離に設置しています。

内診台の方にも設置しているので、

経腟エコーの際にも検査の内容を少しでも分かっていただければ、と思います。

 

 

また工事が進んだらアップしていきます。

お楽しみに!

 

改装工事が進行中です!!

  • 2018.08.27 Monday
  • 21:08

12年前に分娩取扱を休止した大鳥居医院は、

2階〜4階部分は長らく使用しておりませんでした。

現在、分娩取扱再開に向けて全館改装中です。

 

外来診療は継続して行っているため、

外来部分(1階)は工事区域を分けて、つい先日、ようやく半分が完成しました。

そして最後に残ったのが診察室と内診室イ任后

 

この部分も、ほんの数日で解体が終ってしまいました。

何となくさみしいです・・・。

 

今の私達と同じような心境・意気込みで

このカーテンも30年前に院長夫妻が選んでいたのでしょうか。

 

 

内診台の跡を見ると、

院長(父)・先代の院長(祖父)が積み上げてきた実績と、

その責任の重みを実感します。

 

 

さて、ここからは現在工事中の写真を・・・、と思いましたが、

3枚までしか画像がアップロードできないようです。

また後日アップロードします。

 

それまで待てない!という方は、

大田区子宮がん検診を受けにいらして下さい!!

そのついでにどうぞご内覧下さい。

風しんの流行

  • 2018.08.16 Thursday
  • 23:27

今年(2018年)4月には麻しん(はしか)が流行して大騒ぎになりましたが、

今度は風しん(三日はしか)ですか・・・。

 

結論から先に言います。

予防接種を受けましょう。

女性だけでなく、男性も受けましょう。

 

千葉・東京・神奈川での風しん発生が散見されています。

2012年、2013年に大きな流行がありましたが、

また同じ轍を踏まないよう、注意大喚起です!!

 

なぜ産婦人科医が風しんについて熱く語るか。

それは妊婦さんが風しんにかかると、

赤ちゃんに目、耳、心臓の病気を起こす恐れがあるからです。

そのため、すべての妊婦さんに風しん検査を実施します。

そして免疫力がないと判断された妊婦さんには注意を喚起します。

今は注意大喚起です!!

 

注意喚起と言ったって、どうしたら良いの?

今現在妊娠中の方で、妊娠初期検査で風しんの免疫力がないと言われた方は不安で仕方ないと思います。

残念ながら根本的にはどうしようもありません。

人混みを避ける位のものです。

幸い麻しんほど感染力は強くありませんから、一定の効果があるでしょう。

あとは、同居のご家族に予防接種を受けていただくのも一つの対策です。これについては後述します。

 

妊娠していなければワクチンという対策があるのですが、

妊婦さんはそれを受けられません。

今後妊娠希望の女性は、積極的に抗体検査・ワクチン接種を検討していただきたいと思います。

 

大鳥居医院では妊婦さんにはHI法での抗体検査をしており、16倍以下の方は免疫力不十分と判断します。

該当する女性は次回の妊娠時に同じ心配をしなくて良いように、

産後に予防接種を実施しましょうね。

 

残念なことに、今お子様を希望する年代の男女は、風疹の免疫力が十分でない可能性があります。

2018年時点で

「39歳以上の男性」は一度も予防接種を受けておらず、免疫力のない可能性が高いです。

「28歳以上の男女」は一度しか予防接種を受けていないので免疫力が十分でない可能性があります。

 

今回も現在のところ感染者の多くは30〜50代の男性だそうです。

どちらかというと男性の方があちこち出回る機会が多いのだと思います。

2013年の流行の際は、流行地域へ出張した後にご主人がまず発症し、

続いて専業主婦の奥様も発症した、という話も聞かれました。

 

つまり、ご主人が原因となっているケースも多いのです。

女性だけでなく、奥様やパートナーのいる男性にも、

ご自身のことと自覚していただきたいのです。

その他の同居のご家族も同様です。

妊婦さんに風疹をうつさないよう、予防接種を検討していただきたいと思います。


麻しん流行のときも一時は大騒ぎしました。

これまであらゆる感染症の流行は人智により収束してきました。

しかし我々の意識まで収束してしまってはいけません。

何も、いつも心配して過ごせと言っている訳ではありません。

これを機に、積極的に予防接種という行動をとっていただきたいのです。

 

大田区では風しん抗体検査・予防接種について助成が受けられます。

男性は抗体検査だけですが、

女性の場合は抗体検査・予防接種ともに助成の対象となります。

積極的にこれを利用して下さい。

 

大鳥居医院では抗体検査・予防接種(MRワクチン)いずれも可能です。

お気軽にご相談下さい。

ブラックペアン

  • 2018.06.18 Monday
  • 18:00

来週でブラックペアンが最終回です。

夫婦ともども、毎週観ています。

 

昨今の医療ドラマにしては・・・、

高視聴率の期待される日曜劇場にしては・・・、

名俳優を起用している割には・・・、

 

医療監修がショボイ・・・。

目を瞑れないほどにショボイ・・・。

医療従事者でなくてもコリャおかしい!と思うレベルではないかと。

こんなのあり得ない!!の連発です。

 

ストーリーを面白くするため、制作現場の声に圧されて、

医療監修を担当している名医の先生方もNo!とは言えなかったのかな、

と推測します。

 

たとえば昨日のラストシーン・・・

佐伯教授の手術症例がすぐに論文になりました。

おそらく数日前(長くとも1週間前だろう)に行われた手術をすぐに論文にまとめたこと、

これは理解できなくもない。

しかしそれが査読(審査)されるまでに時間を要します。

日本外科ジャーナルは相当のインパクトファクターを持っているようなので、

複数のお偉方の先生が査読するでしょう。

アクセプト(OK!いい論文だから載せてあげるよ、の意味)されるには

結構時間がかかるのでは・・・?

ましてやそれが次号に掲載されるなんて・・・。

印刷が間に合ってしまうだなんて・・・。

 

リアルからかけ離れ過ぎると、白けてしまいます。

 

腕の良いスーパードクターがいて、

難症例を次々にこなしていったとなれば、

純粋にヒーローもののように感じられ楽しめるのですが、

その分、細かい設定はもう少し丁寧に描かれるべきでしょう。

 

ドクターXは観ていません。

白い巨塔と医龍は医学生の頃に観たので純粋に楽しめました。

好印象を持っているのが、

コウノドリとコードブルーです。
 

コウノドリは産婦人科の現場を舞台にした漫画がドラマ化されたものですが、

産婦人科の現場に携わる私の眼から見ても非常にリアルで、

医師としての心がたぎったり、感動する場面も多い作品でした。

また典型的な妊娠中のトラブルを毎回題材にしていたので、

妊婦さん向けの教材としても使えるな、と感じていました。

詳細は忘れましたが、産婦人科の学会の会報か何かでも、

「医師が緊急の処置を行う某シーンは、現場でのトレーニングにおいてお手本として生かせる」

といったような記載もありました。

 

日々雑感でした。

はしか(麻しん)

  • 2018.04.22 Sunday
  • 12:58

たいへんです!はしかの国内発生が報告されています!(2018年4月時点)

 厚生労働省

 国立感染症研究所

 

妊婦さんがはしかに感染すると、重症化しやすく肺炎・脳炎などを起こすことが懸念されます。

また高い確率(30〜40%)で流産・早産を起こしてしまいます。

さらに、感染してしまうとウィルスを排除するための効果的な治療法は確立していません。

日本では、妊婦さんではしかの抗体(免疫力)を持たない人の割合が5〜10%です。

 

はしかはウィルスが原因の感染症で、非常に感染力が強いことが特徴です。

感染すると約10日間の潜伏期の後に発熱・せき・はなみずなど風邪のような症状が現れます。

2〜3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。

発疹が色素沈着を起こすまでは感染力が持続します。

たちの悪いことに、感染した人は症状のない時期からウィルスを周囲にばら撒いてしまう可能性があります。

 

現在は沖縄県内での発生例が多数確認されていますが、

今後大型連休を迎える時期ですので、いっきに全国的に流行してしまう恐れがあります。

一度流行してしまうと終息には時間を要します!

 

どうしたら対策できるでしょうか。

手洗い・うがい・マスク・・・、当然やるべきですが、残念ながらはしかの感染力はこれを凌ぎます。

 

最も効果的な対策はワクチン接種です。

今後妊娠を希望している女性は、必要に応じて抗体ががあるか採血で調べた上でワクチン接種をお受け下さい。

 

しかし妊娠中は妊婦さんご自身がワクチンを接種することができません。

同居のご家族からの感染は防ぎようがありませんので、

外回りの多いご主人さんにはワクチンを接種してもらうことも検討して下さい。

 

大鳥居医院でも免疫力(抗体)検査、ワクチン接種が可能です。

大田区では風疹(三日はしか)のように成人への検査・予防接種の助成はないようですが、

それでも積極的にご検討下さい。

新年度になりました〜2018〜

  • 2018.04.03 Tuesday
  • 21:47

新年度になりました。

これまで私(睫醉諒拭砲凌濃‘は水曜日・土曜日だけでしたが、

今月より大鳥居医院で常勤となりました。

妊婦健診中の方や婦人科で定期受診されている方など、

診察日の都合が合わずご迷惑をお掛けすることもございましたが、

今後はお気軽にご相談・受診なさって下さい。

 

さて、この3ヶ月でいろいろな変化がありました。

 

まずは3月に受診予約がWebから可能になりました。

まあ、言うまでもなく便利ですよね。

ピル・月経困難症治療薬を服用中の方や妊婦健診の方などは

定期的に受診されますから、Webからお気軽にご予約をお取りください。

 

そして3月下旬には院内の診察室の配置が変わりました。

以前から受診されている方はあれ?!と驚かれるかもしれませんが、

私が常勤になったことでスタッフの動線改善が必要となったためです。

 

4月2日からは院外処方に移行を進めております。

鎮痛剤・便秘薬・ピル・月経困難症治療薬など基本的なお薬を何種類か

残してはおりますが、

複数のお薬がある方などは、調剤薬局の薬剤師にご相談できるよう、

院外処方となりました。

ご不便もあるかと存じますが、当院近隣にはマツモトキヨシ様がございます。

もちろん、かかりつけ薬局で処方を受けていただいても構いません。

 

4月中旬には、産休・育休を終えた睫酣郢が復帰します。

あ、私の妻です。

今日で丁度生後半年が経過したウチの双子ちゃん達は、

昨日から慣らし保育が始まりました。

子育てって大変ですね、ほんと・・・。

博子医師のご予約をとられる方におかれましては、

急な診療の変更などが生じる可能性もございますが何卒ご了承ください。

 

そして、今後もますます改善を伴う変化を遂げていきます。

お気づきの点がございましたら、どうぞお知らせ下さい。

今後とも皆様よろしくお願いいたします。

妊婦健診(2) さかご

  • 2017.12.29 Friday
  • 17:06

妊婦健診で確認する項目のひとつに、

逆子(さかご)かどうか

があります。

 

     さかご(骨盤位)
       頭位

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「赤ちゃんの向き、今どうなってますか?」

とよく聞かれるのですが、

20週位までは頻繁にグルグル回っているので、

週数が浅い時期には、実はコレ答えにくい質問です。

 

医師にもよりますが、こちらから逆子についてお知らせするのは30週前後からになります。

その間(20週台)はどうかというと、

逆子と知ると不安になる妊婦さんも結構いるので、積極的にはお伝えしていません。

自然に逆子が直るケースが圧倒的に多いですから、放っておいて大丈夫なんです。

妊婦健診の度に頭の位置が入れ替わる子もいます。

予定日近くになって急に逆子になってしまう「困ったちゃん」もいます。

 

最終的に逆子が直らない方も少数ながらいます。

でも、逆子を直す確実な方法って、ないんです。

30週を過ぎればお母さんには逆子体操(胸膝位)を指導しますし、

医療者は「外回転術」という方法を行うこともあります。

だけど、お母さんが頑張っても、医師が頑張っても、直らない時は直りません。

逆に何もしなくても、直るときは直ります。その頻度の方が高いです。

 

             胸膝位(逆子体操)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

外回転術とは、無理やり(かつ愛護的に)お腹の外から赤ちゃんのお尻または頭を押して、

逆子を治す方法です。医師が行います。

しかしこれで100%直る訳ではありません。

低頻度ながら、重篤な合併症もあります。

お腹を強く押さなければならないので、

処置中または処置後に赤ちゃんの状態が悪化してしまうことがあります。

胎盤が剥がれ始めてしまう「常位胎盤早期剥離」が起こるのが最悪のケースです。

こうなると、赤ちゃんを助けるために速やかに帝王切開を行わないといけません。

 

妊娠後期になると羊水量も減り、

赤ちゃんも大きくなるので外回転術は成功しにくくなります。

でも30週台前半の早い時期に実施して赤ちゃんの状態が悪化してしまうと、

赤ちゃんが成熟していないにも関わらず急いで赤ちゃんを出してあげなければなりません。

早産児・低出生体重児の場合は新生児集中治療室での治療が必要です。

 

ではいつ頃に外回転術を行うべきか。

早すぎても遅すぎてもいけないので、

36週頃に実施するべきとされています。

 

気を揉んでしまうでしょうけれど、

逆子体操をやってみましょう。

効果としてはおまじない程度かもしれませんが、

帝王切開の入院日に、上手くひっくり返ってくれた赤ちゃんが最近もいましたよ。

妊婦健診(1)

  • 2017.12.26 Tuesday
  • 20:27

妊婦健診の最大の目的は、

妊娠予後に影響を与え得る合併症を見つけ出すことです。

例えば切迫流産・早産、妊娠高血圧症候群、前置胎盤、胎児発育不全など。

また、妊婦健診のついでに赤ちゃんのお顔が見えたり、性別がわかったりすると楽しいですね。

 

妊婦健診で毎回行うのは、

体重測定、血圧測定、尿検査(たんぱく・糖)です。

超音波検査(エコー)も毎回行います。

従来は子宮底長・腹囲を測定することで、胎児の発育具合を評価していました。

その名残で母子手帳にも子宮底長や腹囲の記入欄があります。

しかし実際、子宮底長・腹囲測定にはあまり意味がありません。

母体の計測より、赤ちゃんの大きさをなんとなく(推し)測る程度ですから。

エコーでは、赤ちゃんの頭・お腹・太ももの骨など各パーツの計測を行い、推定体重を算出します。

どちらが赤ちゃんの発育具合を評価するのに適しているか、考える余地もありませんよね。

日本ではほぼ全ての医療機関で、妊婦健診の際には毎回エコー検査を行います。

ですので、母子手帳の記入欄こそ残っていますが、

医学的には、腹囲・子宮底長の計測は行う必要はないのです。

 

エコーではその他に、

初期には異所性(子宮外)妊娠や胞状奇胎、多胎(双子、三つ子・・・)など異常妊娠ではないか、

また子宮・卵巣の異常がないかなどを評価します。

最終月経から決定した分娩予定日が適切かどうかを判定することもポイントです。

中期以降は、流早産徴候を評価したり、赤ちゃんの向き(さかご?)を確認したり、

巨大児の疑いや発育不全がないかを評価します。

 

エコー以外の妊婦健診の内容は以下の通りです。

  • 7〜10週頃
    • 正常妊娠と診断出来たら、採血による血液型・感染症の検査、子宮がん検査
    • 感染症はB型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIV、HTLV-1、風しん抗体検査など
  • 20週前後:子宮頸管長の評価と前置胎盤の有無の確認、クラミジア検査
  • 24〜26週:採血による妊娠糖尿病の検査
  • 35〜37週:おりもの(外陰部)の細菌検査
  • 38週頃〜
    • NST(ノンストレステスト)による赤ちゃんの健康状態の評価、
    • 内診による子宮口の開き具合・児頭の下がり具合の評価

 

妊婦健診の間隔の目安は以下の通りです。

  • 妊娠初期〜11週末までに3回程度
  • 12〜23週末:4週ごと
  • 24〜35週末:2週ごと
  • 36〜40週末:1週ごと
  • 41週〜:週に2回以上

 

日本の妊婦健診は、相当に手厚いものです。その手厚さにより、

日本の周産期死亡率(赤ちゃんの死亡率)・妊産婦死亡率の低さは世界トップクラスの水準を保っています。

 

大鳥居医院の妊婦健診では、条件さえ良ければ(尚且つ、混んでいなければ…)毎回4Dエコーも実施しています。

子宮頸がんワクチン (1)接種推奨

  • 2017.12.11 Monday
  • 23:00

子宮頸がんワクチンについて、日本産科婦人科学会から新たな声明が出されました。

お願いします、是非この声明を読んで下さい!

 

大鳥居医院のサイトでも申し上げているように、

私は子宮頸がんワクチン接種を強く推奨しております。

ブログ上ではありますが、大声で推奨しております。

 

若い女性に増えている子宮頸がん…、

子宮を奪うんです。命を奪うんです。

子供が産めなくなるんです、子供の成長を見守れなくなるんです。

こんなに悲しいことはありません。

 

乳がんも若年〜子育て世代に多い病気です。

乳がんは、現状では残念ながら早期発見しかできません。

子宮頸がんは早期発見も出来るし、

ワクチンを打てば大半が予防出来るんです!

 

報道には偏りがあります。

おそらく多くの一般の方は、

「子宮頸がんワクチン=強い副作用」のイメージが強いと思います。

しかし調査の結果、

子宮頸がんワクチン接種と、接種後に偶発的に生じた疼痛などの症状には

因果関係は認められませんでした。

つまり副作用とは認められませんでした。

この事実は、私の知る限りでは大々的には報道されていないと思います。

子宮頸がんワクチンには、悪いイメージだけが残っています。

 

私達産婦人科医は、忸怩たる思いでこの数年を過ごしています。

非常に有効なワクチンなのに、

悪いイメージがついてなかなか接種率が伸びていない…。

予防できるがんなのに政府・厚生労働省の方策により、

予防が進まない…。

 

子宮頸がんワクチン接種には、悪いイメージがついてしまいましたが、

現在でも決して禁止されているわけではありません。

政府の誤った方策により、勧奨再開がなされていないだけです。

政策が変わらず、報道もしてもらえない分、

私達が地道に叫び続けるしかないのです。

 

ワクチン接種は、子宮頸がんを予防するのに非常に有効な手立てです。

子宮頸がんワクチンを積極的に接種しましょう!!

子宮内膜症 (1)概説

  • 2017.12.09 Saturday
  • 07:15

子宮内膜症は、子宮筋腫と並ぶ2大婦人科良性疾患のひとつです。

今なお、婦人科の業界ではアツい議論が交されている病気です。

生理痛のひどい方は、子宮内膜症の可能性があります。

 

子宮内膜症の特徴は、…砲漾↓不妊、4皺修任后

痛み

生理痛や性交痛、排便痛、いつもお腹が痛い など。

不妊

不妊症の原因になります。人工授精から体外受精に移行する前に

手術で子宮内膜症の検索と治療を行うことさえあります。

癌化

卵巣に子宮内膜症が出来ると卵巣の中に血液が貯留して腫れてきます。

中に溜まった血液はチョコレートの様な色と性状になるので、

これをチョコレート嚢胞といいます。

比較的稀ではありますが、癌化することがあります。

癌化のリスクは年齢とサイズに比例します。

チョコレート嚢胞

 

生理痛を痛み止めだけで我慢し続けているとその発見が遅れ、

上記のトラブルを見逃すことがあります。

我慢し続けて悲惨な状態で受診したり、

あるいは救急車で搬送されて来る方も多くいます。

 

生理痛の改善と病変の進行を遅らせる目的で、

低用量エストロゲンプロゲステロン製剤(LEP)

いわゆるピルが大変よく効きます。

「ピルを飲んでいたら生理痛が楽になるらしい」

というレベルではなく、明らかに子宮内膜症を改善することが証明されています。

もちろん現在進行形で妊娠を希望している方には処方出来ません。

 

40代以上の方には黄体ホルモン製剤が大変よく効きます。

 

薬物療法が無効な重症例には、手術療法が行われます。

 

生理痛のある方は、ぜひ一度大鳥居医院へご相談下さい。

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